私は第4回公認心理師試験を受験しました。第四回は合格基準点も上がり、ひやひやしましたが、
無事、7割の得点を取り合格出来ました。
今回はそんな私の勉強法・期間や参考書を紹介します。
※元養護教諭なので、G区分からの受験です。
G区分からの受験は2022年で終了との事なので、お気を付け下さい!
※区分Gで受験できるのは,2022年9月14日までの試験に限ります。2022年度は7月頃の試験が予定されています。
一般財団法人 日本心理研修センター
私の基本スペック
・短大卒
・養護教諭2種免許/勤務年数8年
・心理学が好きで普段から書籍を読んだり、調べる事が好き
養護教諭や教員経験者の方で第5回の試験を受験する方への参考になればと思います。
基本的に使用した参考書2冊&問題集1冊
ブループリント(出題範囲)を参考にしつつ、Youtubeの関連動画も参考にしました。
基本的にはこの3つの参考書を使っています。
なぜこの3つの参考書をえらんだのか
・内容が分かりやすい&掘り下げすぎていない
・出題分野ごとに分かれていて勉強しやすい
・知らない語句、人物名が一問一答で分かりやすい
最初はペンギンシリーズの参考書を使っていました。
しかし、基本的に大学院まで心理学を勉強し、実践でも習得している方々への試験ということも有り、
情報が膨大!そして、範囲が広い!!!読み始めてすぐに躓いてしまいました。
聞いたことも無い知識もあったので、ファイブアカデミーさんの参考書に変えて、
まずは一冊の参考書を読みきる事を目標にしました。
時間が無く躓いている暇がないので、できるだけ簡単に読みやすい参考書として選んだのが①と③の参考書です。
特に一問一答スタイルは振り返りもすぐにできるので、とても役に立ちました。
参考書を選ぶときに重要だと感じた事
・学習ペースに合う内容量かどうか※量が多すぎるとこなせなくて自己嫌悪に
・全部覚えようと欲張りすぎると挫折する&ほかに目移りするため、まずは簡単な内容からやりきる!
勉強した期間
2021年は9月に試験がありました。
私が現任者講習を受けたのが12月。
本格的に勉強を開始したのは大体3か月前になります!
1月 現任者講習の修了書が届く
2月 参考書と問題集を買ってみる
3月 何もせず
4月 何もせず
5月 参考書を読み進めるが、分からないことが多すぎて躓く、参考書を変える①と③
6月 勉強を本格的に始める 参考書を読む⇒②過去問・予想問題集※①の付属 を解く (5割程度しか正解できない)
7月 参考書を読む⇒過去問・予想問題集を解く (6割程度正解)
8月 参考書をやっと読み切る⇒過去問・予想問題集を解く (7割~8割正解)
9月 過去問・問題集を4、5周目、ブループリントやYoutubeで調べた時事的な部分の勉強
公認心理師の問題は、通常の選択問題が1点、事例問題が3点で採点されています。※第4回試験合格時点
最初に問題集を解いたときも、事例問題が国語の問題の様な感じだったので、初見でも5割程は取れました。
得点の配分は第5回からどう変わるかはまだ未知数ですが…
事例問題を落とさない事がかなり重要になっている試験です。
また、学校心理の分野からも出題されるので、教職員経験はかなり活かされると感じました。
勉強方法
- まず②の過去問集で一度過去問を解いてみる
- 参考書を1分野ごとに読む⇒対応する分野の過去問&問題集を解く
- 一問一答で隙間時間に知識を増やす
- 過去問で問題を覚えてしまっていても8割を取れるように何度も解く
- Youtubeの予備校さんのチャンネルやネットで予想範囲、時事問題を把握する
基本的に②を繰り返していきます。
私は1個分からない箇所に時間をかけるよりも、全体の知識量を増やす事に専念しました。
ペンギンの問題集は分野別になっていて、解説も丁寧なのでおススメです。
回答の解説も、難しくて分からない所はすっとばしてとにかく1冊終わらせる!
問題集は最低3周する!を目標に勉強していました。
もちろん、回答を覚えてしまっている部分もありますが…
とにかく参考書を1冊読み、問題集を解いていけば必ず得点率は上がるはずです!
私はこの方法で無事に合格することが出来ました。
まとめ
・基本的に参考書は1冊を読み込む※何冊も参考書はいらないです
・知識量を増やす(説明できないけれど知っているを増やす)、分からない分野は飛ばす
・事例問題を外さないようにする
・過去問(1~4回)は最低でも3回解く、8割取れるようにする
・Youtubeやネットを活用する。分からない部分はネットで検索するとわかりやすい説明が出てきます。
私の公認心理師試験合格までの勉強方法、参考書の紹介でした。
G区分での試験は2022年で終了してしまいます。
本年度、G区分で受験される方の参考になればと思います!
コメント