養護教諭って優しくて、きれいで、、、という漫画やドラマに出てくる先生をイメージしますよね。
セクシーな印象を持たれたり、そもそも医者や看護師、保健師と間違う人も居るかと思います。
どんな人が向いているのか!私の見解を書いていこうと思います。
養護教諭に向いている人とは
かなり個人的な意見なので、持ってないからと言って夢をあきらめる必要はありません。
身に付ければいいのです。
カウンセリングマインドを持っている
一番大切な能力かなと思います。
カウンセリングマインドとは以下の引用の通りです。
カウンセリングマインドとは、「受容」「傾聴」「共感」の3つのステップを意識しながらコミュニケーションを円滑にするための技法・心構えをいいます。
「受容」とは、相手に「抱えている感情などをありのままに受け止めますよ」という姿勢を示すことで、「傾聴」とは、相手の話を否定せず耳を傾けてじっくりと聴くことです。そして、「共感」とは、その文字どおり相手の気持ちに寄り添って、相手が話したことについて「そうですね」という気持ちをあらわすことです。カウンセリングマインドのこの3つのステップを意識することで、職場内のコミュニケーションを円滑にすることが期待できます。
https://stresschecker.jp/ 「カウンセリングマインドとは|意味は?共感的理解とは?」
この、「受容」「傾聴」「共感」の3つは本当に大切なんです。
でもこれがかなり難しい!!
- 自分の話を聴いて欲しい
- 自分が頑張っていることを認めてもらいたい
- 相手が話すことに自分の意見を言いたい
- 相手をねじ伏せたい
- アドバイスをしてあげたい
こんな気持ちだったり態度の先生に話を聴いて欲しいとは思えませんよね。
でも!!!児童生徒の悩みは重い物から自分のせいじゃん…と突っ込みたくなるようなこともしばしばあります。
そこでイライラして張り合ったり、相手を変えようとする方向へ考えてしまうな、という方は傾聴について学ぶのもいいかと思います。
相手を受容して、ありのままをいったん受け止める姿勢を持てる人は、養護教諭に向いていると思います。
謙虚に学ぶ姿勢を持っている
これは養護教諭だけでなく社会人に必要な姿勢ですね。
コミュニケーションの基本は、相手に対する「リスペクト」だと思っています。
相手に対してリスペクトがあれば、人間関係で苦労することは少なくなると思います。
- あの人は使えない
- 私の方が仕事できるから
- 児童生徒の悩みと比べたら、私の方がよっぽど辛いのに
こんな上から目線の態度だと、誰も何も教えてくれなくなります。
- いつも手伝ってくれてありがとう
- 知らない事は、教えて下さいと素直に伝える
- 児童生徒も1人の人間として、対話を行う
少し話がそれてしまいましたが、自分は出来る!と「知ったかぶり」するのって嫌がられます。
自分も大切にしている思いや仕事についての考えを、知ったふりをされるのて凄く嫌ですよね。
謙虚に「興味深いですね」「教えてください」と言われたら自分はどう感じるでしょうか?
きっと教えたくなるし、応援したくなります。
「無知の知」と言いますが、何年仕事をしていようが先輩であろうが、自分には知らない事が多いと「謙虚に学ぶ」ことでもっと能力が発展していきます。
なので、
- 人より優れていたい
- ちやほやされたい
- マウントを取らないと落ち着かない
- 私が一番つらい
というような、自己中心的で他者に対して攻撃してしまうような思いを抱えている場合は、「教育現場」なのだということを常に念頭に置いて、自分の行動・言動の重みをしっかり考える必要がありますね。7
報連相を意識できる
これは超!大切な事です。
重大な事故にもかかわりかねませんし、自分の信用問題にも発展します。
・生徒のケガを管理職にも保護者にも連絡しなかった→容体が変わって緊急搬送→責任問題に
こんな風に命に係わる重大事項を報告しないのは論外ですが、
先輩教員に対しても、
「自分は出来ているから報告しなくていいや」
「自分の手柄にしたい/自分だけ知っておきたいから報告しない」
「怒られるかもしれないから言えない」
「態度が怖いから聞きたくない」
等、いろんなことが考えられると思います。
でも、報連相をしない事で怒られますし、信頼できない人と思われます
そして誰にも相手にされなくなって、重要な仕事は任せてもらえなくなりうるでしょう。
「組織」ということを理解して、円滑にコミュニケーションをとるためにも、「報連相」は重要です。
まとめ
カウンセリングマインドとは基本的に必要な要素ですね。
何でも相談し、聴いて学ぶ。そんな姿勢を仕事に就く前に持ち直したり、見直せたらいいですね。
「自らを省みる」これが出来る人は、信頼される養護教諭になれる人だと思います。
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